サンスクリット語でバストリカはフイゴを意味し、カパラは“頭蓋骨”をバティは“輝く”を意味します。いずれも頭蓋骨に輝きをもたらし、精神の明晰さと集中力を高める呼吸法です。
鼻呼吸をすばやく行うことで、心身がすっきりし、活性化させる働きがあります。また体が温まり、続けると冷え性が改善、便秘にも良く、肺をきれいにし、ぜんそく、気管支炎、結核を患っている人にも良い効果があるようです。体をすぐに温めるということで冬にするのがベストです。
方法
Ⅰバストリカ
①鼻からお腹に空気を入れるように吸い入れ、腹筋を後方に押すように収縮させすばやく、強く、短くお腹に力を込めて鼻から出す。お腹が背中にくっつくぐらい凹ました瞬間に鼻からフンと強く吐き出す。【1(吸):1(吐)】
はじめの内は、すばやく連続的に10回行う。最後に両鼻から深く吸い込みゆっくりと吐き出す。これを3~4回繰り返す
②次に①をすばやく連続的に10回行い、両鼻から5で深く吸い込み10秒間保息する(右手の親指を右鼻孔に薬指と小指を揃えて左鼻孔に軽くおき保息)。保息中は、あご・肛門を閉め尾骶骨付近に意識を集中させる。
③続いて右鼻孔から10で息を吐き出す(右手の親指を右鼻孔から軽く離す。左鼻孔は薬指・小指で閉じておく)。
④②~③で1コース。これを3~4回繰り返す。
Ⅱカパラバティ
①バストリカ同様、鼻から1234とお腹に空気を入れるように吸い入れ、5で腹筋を後方に押すように収縮させすばやく、強く、短くお腹に力を込めて鼻から出す。お腹が背中にくっつくぐらい凹ました瞬間に鼻からフンと強く吐き出す。【4(吸):1(吐)】
②連続10回(12345、22345、32345・・・102345と数えると解りやすい)行い、両鼻から5で深く吸い込み10秒間保息する(右手の親指を右鼻孔に薬指と小指を揃えて左鼻孔に軽くおき保息)。保息中は、頭に意識を集中させる。
③続いて左鼻孔から10で息を吐き出す(左手の薬指・小指を左鼻孔から軽く離す。右鼻孔は親指で閉じておく)。
④同様に②を繰り返す。
⑤続いて右鼻孔から10で息を吐き出す(右手の親指を右鼻孔から軽く離す。左鼻孔は薬指・小指で閉じておく)。
⑥②~⑤で1コース。これを2~4回繰り返す。
*胸と肩は動かさない。
*初めは鼻に、慣れてきたらお腹に、保息中は尾骶骨付近、頭に意識を集中させる。
*いずれもやり過ぎない。
実際にやってみると必ずお腹のあたりが温まります。続けて行うことにより体温を上昇させ、そして発汗によって体温を下げあらゆる老廃物が取り除かれ、集中力が高まり、脳が活性化・・・早速やってみてはいかがでしょうか!!